こんにちは、あおさん(@aosan)です。
2022年社会福祉士国家試験を受験する最後のあがきです。
出題されるであろう、単発の重点項目です。
今回は『心臓』。
「人体の構造と機能および疾病」からの超頻出項目です。
覚える内容としては、「循環器系」の理解です。
さぁ、追い込みましょう。
循環器
全身に血管が分布し、絶えず血液が流れて生命活動を維持させる器官。
心臓
- 胸骨と肋軟骨の後ろで左右の肺に挟まれている。
- 心膜に包まれて縦郭の中部に位置。
- 収縮するとこぶし大、丸みを帯びた円錐形。
- 成人で、約200~300g。
心臓の構造と血液の循環
- 右心房
全身からの静脈血が最初に流れ込む。
上大静脈=上半身から
下大静脈=下半身から
※役割を果たした全身からの静脈血が戻ってくる。 - 右心室
右心房から三尖弁、右心室口を経て、流入した静脈血を肺動脈口から肺へ送り出す。
※肺へ送り出す血液は、まだ静脈血のまま!(重要) - 肺
右心室から肺動脈で流れてきた静脈血は、動脈血に変わり、
左心房へ肺静脈を通じて動脈血が送られる。
※人体で動脈、静脈に流れる血が逆転するところ。
肺動脈 = 静脈血
肺静脈 = 動脈血
これは、心臓から血液を送り出す血管が動脈、心臓に血液を注ぎ込む血管が静脈と定義しているため。 - 左心房
肺から送られた動脈血が肺静脈を通じて流入する。
※肺で動脈血になった血液が心臓に戻ってくる。 - 左心室
左心房から僧帽弁、左心室口を経て、流入した動脈血を、大動脈口から上行大動脈、全身へ送る。
血液の流れの整理
- 肺循環(小循環)
3~5までの経路。 - 体循環(大循環)
6~1に戻り、2までの経路。
動脈と静脈と毛細血管
- 動脈
心臓から毛細血管まで血液を送る間に、次第に枝分かれして細くなる。
動脈の壁は内膜・中幕・外膜の3層。
冠状動脈は、心筋に分布。
心臓の隅々まで達しながら栄養素と酸素を供給しているが、先端部は動脈に連絡していない。
そのため、枝分かれした部分が狭窄して細くなったり、閉塞して詰まったりすると、血流が途絶えて心筋が破壊される。これを心筋梗塞という。 - 静脈
動脈と同じく3層構造だが、内膜、中幕が薄く、弾性に乏しく、外膜だけ厚くなっている。
このため、壁が薄く、中の血液が青く透けてみえる。
血液の逆流を防ぐ静脈弁があり、特に体肢の静脈には多くなっている。 - 毛細血管
末梢の細動脈と細静脈との間をつなぐ平滑筋が存在しない血管。
太さは約5~10μmで、赤血球がようやく通れるほどのものもあり。
毛細血管では、血液と組織との物質交換が行われる。
脈拍と血圧
- 脈拍
心臓の拍動によって押し出された血液が動脈壁を伸縮させる状態。
脈拍数
成 人 約60~80回
乳 児 約100~130回
新生児 約120~140回 - 血圧
心臓から押し出された血液が、動脈血管壁に作用する一定の圧力。
「高血圧治療ガイドライン」(2019)
成人-正常血圧
収縮期血圧(最高血圧) 130mmhg未満
拡張期血圧(最低血圧) 80mmhg未満
※ポイント
収縮期 = 最高
拡張期 = 最低
今までテストをやってみて、よく見るのは、肺動脈、肺静脈の肺循環に関する問題、心臓の構造で、意外に三尖弁、僧帽弁についてです。
ここも覚えるだけ項目なので、しっかりと覚え、
イラストは、拡大して部屋に貼っておこう!
うちは貼ってあります!(脳のイラストもね👍)
オススメ参考書はコチラ
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