こんにちわ、胃全摘ブロガー あおさん(@aosan)です。
3か月ごとにやっております、現在の『からだのトラブル』をまとめました。
胃全摘後1年7か月になるので、また5つ現在の「からだの悩み」についてあげていこうと思います。
からだはだいぶ安定はしてきていますが、悩みは尽きません。
そんなランキングです。
さぁ、トラブル内容と、対策について整理していきます。
- 前回までのまとめ記事
- 1位 夕食後の倦怠感・腹痛・吐き気(前期ダンピング症状)
- 2位 夕食後の強烈な眠気(前期ダンピング症状)
- 3位 食事の詰まり
- 4位 低血糖(後期ダンピング症状)
- 5位 ビールが飲めない
- 番外編 よくなってきたこと
- まとめ
前回までのまとめ記事
前回の5選
1位 腹痛⇒下痢⇒低血糖のコンボ
2位 休日やイレギュラーな仕事の日の体重減少
3位 食事の詰まり
4位 朝食後の低血糖(ほぼ10:00に発症)
5位 食後の強い眠気⇒睡眠
1位 夕食後の倦怠感・腹痛・吐き気(前期ダンピング症状)
発症頻度:毎食後
持続時間:食後1時間~2時間
対処方法:ひたすら耐える
ここ最近はこれが一番の悩みです。
夕食はカロリー摂取のために、しっかりと食べたいところなんですが、食べ終えた後の重い倦怠感、腹痛、吐き気がほぼ毎日。
これのせいで、このところ夜間にブログを書いたりなど、作業が全然できていないです。
理由は単純で「食べすぎ」だと思います。
でも、ここを読んでくれている方が想像する「食べすぎ」とはレベルが違います。
多い方じゃなくて、少ないほうに…。
一般女性が夕食に普通に食べる量。
これでアウトです💦
先日試しに、
ダイエット中の女子高生が夕食に食べる量。
ぐらいにしたら、なんと体が軽いことかwww
どのくらいの量かわからないですよね。
- ごはん茶碗 1/4ぐらい
- おかず お肉ひとかけ
こんな量です。
あとは食材にも左右されるようなんですが、ここはその日の体調にもずいぶん左右されるので、なかなか何とも言えない。
傾向としては、『鶏肉』の時は比較的症状が軽い・・・気がします。
対策
1回の食事量を減らすのが、体の負担を減らすのに一番ですね。
でも、これを続けると「体重減少」につながってしまうので、その日に何がしたいのかとか、考えて調整するべきなのか・・・。
あともう一つ、夕食の前にアルコールを一杯飲んでいるのですが、このアルコールと水分量も原因かな~。
でも、この毎日の楽しみだけはやめられないから、なんとか他の対策を考えたいところ。
2位 夕食後の強烈な眠気(前期ダンピング症状)
発症頻度:毎食後
持続時間:食後2~3時間
対処方法:横になれないので椅子に座ったまま眠る
1位の「倦怠感・腹痛・吐き気」からの続きで、これです。
原因は腸内に流れ込んだ食事の消化・吸収のために腸へ血液が集中してくることで起きる「眠気」です。
体の中は、1位の「倦怠感・腹痛・吐き気」が起きているときは、食道から十二指腸へつながる部分で、食べ物の渋滞が起きていて、これが強烈な倦怠感、腹痛、吐き気を起こしていると思います。それが十二指腸へ流れ、小腸へどんどん流れ込むことで、次に眠気という流れ。
本当は横になりたいところなんですが、胃がないので食べた食事の逆流を防ぐ弁がないので、食べてすぐに横になると無意識に口から鼻から吹き出します。(一度だけ経験あり)
ですので、椅子に座ったまま、うなだれるように眠ります…。
そして目を覚ますと、2~3時間経過していて、夜間何もできずに、ベッドに行って寝ます。
対策
これも1位と同じで「食事量を減らす」しかないかなと。
体が楽な状態にならないと、活動はできないですからね・・・。
3位 食事の詰まり
発症頻度:1か月に2~3回(油断した時)
持続時間:約30分
対処方法:ひたすら過ぎ去るのを待つ or 無理やり吐き出す
症状としてはこれが一番強烈です。
ここ最近、強烈なやつを2回やってしまいました。
それもどちらも「めん類」です。
1回目は「そば」。
外出した時に、立ち食いそば屋さんに行って「かき揚げぶっかけそば」を注文。

おいしそうでしょ。
時間的に急いでいたのもあるのですが、ひとすすり、かき揚げをひとかじりして、飲み込んだら・・・。
噛みが足らなかった…。
強烈なのどの圧迫感、胸を締め付けられるような痛み、
時間が過ぎれば、流れるだろうと、ちょっとそのままにしていたけど、
冷や汗、涙目・・・、
もう限界だと、たった二口しか食べていないそばを全部残して、
トイレへ駆け込み嘔吐。
詰まったんです。ヤバかった・・・。
2回目は「素麺」。
油断しすぎました。ちょっといいそうめん食べたいねって「揖保乃糸」を買ってきて、家族で食べたんですが、
再び噛みが足らなかった…。
この時はけっこう食べちゃっていたのですが、食後に強烈な腹痛、のどの詰まり感。
トイレへ行って嘔吐。
全然噛んでいない素麺がたくさん出てきました。
なんちゅう、貧弱な俺のからだ・・・。
対策
時間をかけて食べる。
よく噛んで食べる。
コレしかないんです。
『らーめん』のように、頭からこいつは消化悪いからよく噛まなきゃダメだ!って思っていると、大丈夫だったりします。
油断大敵。
4位 低血糖(後期ダンピング症状)
発症頻度:ほぼ毎日
持続時間:対策しないとずっと
対処方法:甘いもの、甘い飲み物を摂る
ここ最近は酷い低血糖はありません。
兆候に対して対策もできているし、大事にならずに済んでいます。
気をつけなければいけないのは、外出時には必ず「甘いもの」を持参しておくことですね。
先日、眼科に通院した時に、診察待ちの時に低血糖が起きてしまい、フラフラになりながら病院の自販機で甘いジュースを買って何とかなったんですが、自販機のない病院だったらヤバかったです。
低血糖を起こすと「思考がまとまらなくなる」こともあるので、要注意ですね。
対策
兆候を感じたらすぐに飴やブドウ糖をなめる。
外出時にはかならず「甘いもの」を持ち歩く。
5位 ビールが飲めない
発症頻度:なし
持続時間:なし
対処方法:なし
もう、どうでもいいかなww
あと、困っていることあったかな~と考えて考えて、これが出てきました(笑)
要は炭酸がキツイんです。
そのままグビグビって飲むと、お腹への圧迫、喉への圧迫が酷くて、飲めません。
炭酸の気泡が胃に溜まり、げっぷとして出るのが正常なんですが、
胃がないと胃に溜まることがないので、げっぷが出しにくい。
慣れてくると少しずつげっぷを出せるようになりますが、少量しか飲めない。
炭酸を飲む方法としては、口の中で少し滞留させて炭酸を弱くしてから少しずつ飲み込む。
氷を浮かべて炭酸を弱めてから飲むなどありますが、
それじゃ、ビールはうまくねぇ!!!!
ということで、あれほど好きだったビールを全然飲んでません。
この先、ビールを楽しむこともないんだろうな・・・。
対策
だからと言って、全然飲んでないわけではありません。
今は氷を浮かべても飲める炭酸のアルコール、レモンサワーとか、チューハイ、ハイボールって言うのを楽しんでおります。
なので、悩んでないです(笑)
番外編 よくなってきたこと
今回も悪い点ばかりでなく、良くなってきたと実感していることを上げていきます。
- 体重が安定している。
- この3か月、食事内容による『下痢』を起こしていない。
けっこう冒険したメニューも食べていますが、それによっておなかを下すことはなくなっています。腹痛、倦怠感は毎日ですけどね💦
まとめ
術後1年7ヶ月たった、今の状況をまとめてみました。
先月、1年6か月の造影剤CTを受けて、
おかげさまで転移・再発なしの診断をいただきました。
しかし、検査直前まで判決を言い渡される前の被告人みたい心境は何とかならんかな~。
先生から1年経ってるのに「胃カメラ」「大腸内視鏡」もやってないじゃん。これやらなきゃダメだよ~。
って、それ、俺が申告するんかい!ってツッコミ入れたかったけど、
やだなぁ。
みなさまのご参考になれば幸いです。
また、胃全摘後の問題やトラブルに関しての記事はコチラも参考にしてください。
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