※こちらは私の運営する別サイトのブログ「アオノオト」で2020/8/16に投稿した記事のリライト記事です。
連日『うだるような暑さ』と報道されておりますが、意味は『非常に不快で過ごしにくい暑さ』とのことだそうです。
それどころじゃない、単純に『危険な暑さ』ですね。
たぶん、車のボンネットで卵焼きが作れるな。そんな記事書いたらPV増えるかなと、熱さで呆然自失にどうしようもないことを考えている あおさん(@aosan)です。
そんな中でも、子どもは「どっか行きた~い」「遊び行こ~よ」。
奥さんは夕方買い物に行くまでならいいよと言い。さて、どうするか~。
4時間ぐらいある・・・。
そうだ、美味い『生酒』を買いにちょっと足伸ばそうかなと、不純な動機でスタートしたプチ旅行。
行先は住まいの「行田市」から利根川を挟んでの、お隣なのに近くて遠い町「群馬県邑楽郡千代田町」。
今回はそんな子どもたちとの冒険のお話。
灼熱の「千代田町」編
「行田市」と利根川をはさんで隣接する「千代田町」ってこんなところ
人口1万1千人。利根川沿いに位置していて、埼玉県の「行田市」「熊谷市」と利根川をはさんで隣接しています。
産業としてはサントリー利根川ビール工場があり、昔は工場見学と試飲ができたんですが、今はなくなっちゃいましたね。
見どころとしては、行田市から千代田町にわたる巨大な『利根大堰』。そしてこの後立ち寄ることとなる『赤岩渡船』ですね。
利根大堰を渡って「群馬県」へ
私は運転しているので娘にスマホを渡して写真を撮ってもらう。
「行田市」に引き込まれる「武蔵水路」への水門。農業の灌漑用水として使われる。
う~ん、
う~ん、
う~ん、運転中の私の手が少し写った・・・。
着いちゃった。
娘よ、伝わりずらい写真をありがとう・・・。
千代田町『トギヤ商店』で「生酒」を購入。
利根大堰を渡り、川沿いを走っていると『トギヤ酒店』が出てきます。
ここまでにお店はほとんどなく、閉じている。もう営業していないみたいなところが多い。
このお店は何か月か前にも『清酒』探しの旅でお邪魔して、気立ての良い女将さんに地元の生酒を紹介していただきました。
店内は昔ながらの酒屋さん、日用品から様々なものを売ってましたね。
今日はまた気立てのいいご主人が出てきて、3本のお酒を倉庫から持ってきてくれました。
「光東 本醸造 生」470円(税込)
「光東 純米吟醸 利根川育ち」550円(税込)
大きいサイズは今の私では飲み切れないので、小さいサイズを2本購入。
今日はこれで「湯葉」の刺身だな、フフフ。
酒蔵はトギヤ商店さんのすぐ近く
購入させていただいた酒屋さんから歩いて5分程度のところ。
「山川酒造」さんと言いますが、コチラでは販売などはしていないのかな。
ちょっとはいいりにくい雰囲気で、外から撮影だけさせていただきました。
赤岩渡船とは・・・。
埼玉県熊谷市と群馬県邑楽郡千代田町を利根川で船で結ぶ住民の足。
これは埼玉県道と群馬県道をつないでいる渡船で「水上県道」と言われ、運賃は無料。
今の時代でいまだ運営中の「渡し船」です。
この場所の渡し船の歴史は、古くは上杉謙信の時代から文献があるとか。
江戸時代に利根川の河川舟運が発展し、大正15年に群馬県の県営となって、現在は千代田町に委託されている。
ちょうど出港したところを見られました。お客さんが2人乗っていますね。
船着き場に行ってみる。
あくまで地域住民のみなさんの足としてのものなので、左下に「遊覧船ではありません」と注意書きがあります。
そりゃそうだ、税金が投入されてるんだから遊びで乗っちゃ、地域の皆さんに悪い。
利根大堰のほうを見てみる。
土手の方。右側の小屋が「船頭さん」たちの待機所の様子。
あそこに声をかけると船を出してくれる。
そうこうしているうちに、船が戻ってきましたね。
6~7人の方が乗っておられましたね。
でも、子どもらと話してたけど「観光客っぽくね??」
まぁ、いいか。
前回見に来た時には船が動く様子がなかったので、今回は渡し船が見られて、子どもたちの勉強になったかな。
第一三共なかさと公園
この公園は「行田市」からも近くて新しくて遊具も多く、整備も行き届いていることから県内からココに遊びに来る人はけっこう多いです。
でも今日は・・・。
しゃれにならん。
グラウンドにも芝生にも誰もいない。
大きくて楽しそうな公園なんですが、見事に人がいない。
これはコロナ禍の問題じゃなくて、「暑さ」です。
いつも子どもたちが順番待ちしているこの不思議シーソーも、
ターザンロープも遊び放題!!のはず・・・。
奥のほうに人影あり!!
ウチの家族が来てから、すぐに帰っていきました。
そりゃそうだ、こうやって歩いているだけで、痩せてしまって汗をかかないハズの私もお腹周りの汗がすごい。
大きいローラー滑り台があります。当然のことながら、誰もいない。
高台からの見晴らしはとてもいいですね。
せっかくなので久々のローラー滑り台。
お尻が痛いし、熱いし、終わった後しばらくマヒしてた・・・。
さらに上がってるよ、危険だ、帰ろう。
もう少し安全な時に来よう・・・。
観光地情報
「光東 醸造元 山川酒造」
「赤岩渡船」
運航時間 4月1日 - 9月30日:午前8時30分 - 午後5時
10月1日 - 3月31日:午前8時30分 - 午後4時30分
定休日 なし
「第一三共なかさと公園」
営業時間 なし
駐車場 無料
プチ海外だ!「大泉町」編
埼玉県「熊谷市」と「千代田町」のおとなり「大泉町」ってこんなところ
人口4万人、群馬県で最も人口の多い町です。
最大の特徴は人口の約1割がブラジル、ペルー出身の日系人、また外国人です。
産業は大企業の工場が多く、「パナソニック」「スバル」「マルハニチロ」「雪印ビーンスターク」「味の素冷凍食品」など。
活気のある街ですね。
しかし、名所となるような観光のポイントがない。
作られた都市なので、仕方ないかな。
その代わりに目立つのが、ブラジル、ペルー系のお店。
そう、大泉町はブラジリアンタウンなんですね。
スーパーメルカドタカラで買い物してみた!
大泉町でブラジリアンのスーパーマーケットといえば、このお店。
うわさは知っていたのですが、入るのは初めて。
子どもと一緒に恐る恐る行ってみました。
日本のスーパーではまず売っていない珍しいもののオンパレード。
そして、やや高い。これは仕方ないか。
肉類も見たことのないものがたくさん。とくにソーセージ系、とくにぐる巻きソーセージが充実。
珍しい雑誌など、1冊の値段をみると1500円!!!
関税のせいとはいえ、ちょっと気の毒だな。
子どもたちが特に喜んでたのが、トイレマーク。
切羽詰まってますね。
店内は日系の人はややいらして、日本語も聞こえてきたのですが、ほぼ外国人。
純日本人はウチら家族だけ。
アウェー感は半端ないけど、逆に子どもたちは「海外旅行来たみたい!」と大喜び。
売ってるもの何から何まで見たことないような文化の違う商品ばかりだったので、いい刺激だったでしょう。
TAKARAで買ったもの
ペルー産のファンタ 180円
子ども曰く「まずくて飲めない」。
アレですな駄菓子屋で売ってる水に混ぜて飲む着色料バリバリの粉に炭酸が入ったやつです。
うん、私も飲みたくない(笑)
バタークッキーの缶 276円。これはけっこう安い。
一つ食べたら、シナモンが特徴的なあっさりした甘みのクッキー。
だけど、やっぱ後味が・・・。う~ん。
122円という安さに駆られて衝動買いしたカップ麺。
まだ食べてません。怖くて(笑)
お店情報
「スペールメルカド・タカラ太田店」
営業時間 10:00~20:00
定休日 毎月最終月曜日
まとめ
子どもたちはプチ海外旅行に大満足。
お店の中は外国人だらけでしたからね~。今のご時勢学校に日系の子や外国人の子も珍しくはないんでしょうけど、これだけ多くの大人の外国人や、外国語ののぼりや店内表示は刺激的ですね。
店内に入るのはちょっと勇気いりますが、入ってしまえばお店なので、ぜんぜん楽しめます。日本人がお店にいることも周りの人たちも全く気にしてませんね。
今回は埼玉県境の町「千代田町」と「大泉町」に行ってきました。
戦利品は夕食時にこうなりました。
美味い酒に美味い肴。
やっぱ私は日本人だな、最高だ。