こんにちわ、闘う胃全摘ブロガー あおさん(@aosan)です。
ねぇねぇ、闘うって、いったい何と闘うの?
あれ、また来てる・・・。まぁ、病気とか~、食べれない体とか~、仕事とか~、ブログを乗っ取る奥さんとか~、
いろいろですよ。
大変ね。今日も私がやっちゃいましょうか?
(ギクッ)いえいえ、あなたの番は木曜日でしょう、今日は帰って。
はいはい、わかりました~。フフフッ
はっ!!!
さて、奥さんの巧妙な罠に引っ掛けられたところですが・・・。
胃がんによる胃全摘術から早いもので10ヶ月が経ちました。
いまだにいろいろ生活に支障をきたすことはありますが、だんだんと慣れてきました。
そこで、今回は現在困っている「からだのトラブル」をまとめてみたいと思います。
前回のまとめ記事はコチラ。
今回は5選ということで、一番困っているものから上げていきたいと思います。
1位 低血糖(後期ダンピング症状)
ダントツで困っているのは「低血糖」です。
突然やってきます。もちろん兆候はありますが、対処のタイミングを逸すると、ひどい目にあいます。
今まで症状が重かったのは3回。
まず、手先のしびれがあり、次第に頭の芯がしびれる感じになり、あとは苦しいのか、吐きたいのか、排泄したいのか、横になりたいのか、動きたいのか、わけが分からず、パニック状態になります。
糖分を取ればだいたい30分以内に落ち着きますが、この間は本当に気分が最悪・・・。
傾向として、
- 食べすぎたとき
- 消化の悪いものを食べておなかを下した後
- 体調の悪いとき
と思っていましたが、なかなかこの法則だけではないようですね。
油断したときにふとやられます。
もう、ほんと嫌な症状。
ベッドの中で眠っているときに症状に襲われた時もあり、部屋まで駆け下りて飴をなめた時がありました。
それ以来、ベッド横に飴を用意しています。
対策
手のしびれが来た時点で、 すぐに糖分を取ればたいていは落ち着けます。
いつでも食べれるように「飴」「ブドウ糖」「栄養補助食品」などは用意してあります。
2位 疲労、寝不足からの体調不良
これも深刻です。
ちょっと夜更かしをして、2:00ごろに寝て、6:00ごろに起きる。
睡眠時間が足りないと、見た目の体調は悪くないのですが、体の中は絶不調。
とにかく食べれなくなります。
食べると、吐き気、倦怠感・・・。
結局、体に優しいもの、さらに少量しか受け付けなくなります。
人間、少しぐらい無理しても踏ん張りが効くものですが、それは「胃」が頑張ってくれるからなんでしょうね。
疲労などで体が疲れきっていても、食べ物をしっかりと「胃」で受け止めて、次の消化器に負荷のかからないレベルまで消化して、負荷がかからないように、ゆっくりと送り続けてくれるんでしょう。
だから「胃」がない状態だと、体調の不良がてきめんに出てきますね。
対策
この内臓器への負担を実感したので、おそくとも0:00には就寝するようにして、できるだけ身体的なストレスを貯めないように体調管理をしています。
1度体調を壊すだけで、戻るのに時間もかかるし、体重の減少もシャレにならない。
3位 食後の強い眠気(前期ダンピング症状)
やはり正直なところ、毎食、食べるのはしんどいですね。
お腹はもたれるし、膨張感で苦しいし、場合によってはどっと疲れが出るし。
困っていることは、眠気です。
これは食事をとると急激に腸が活動するので、体内の血液が腸に集中するため、強い眠気に襲われます。
こうなると、通常の活動のパフォーマンスが落ちますね。
なので、どこでバランスをとるかがなかなか難しい。
とくに外出時に重い症状が出てしまうと、落ち着くまで30分~1時間はロスしてしまうので、よく考えてたべなければなりません。
対策
朝食は活動に影響がでないように、INゼリーと栄養補助食品でおにぎり2個分のカロリーをとる。
昼食は職場では仕出し弁当ですが、半分は食べるようにしています。それ以上は無理しなし。休憩時間は何も問題がなければ、少しでも眠る。
夕食は自宅なので、多少無理してもいいけど、やはり食後の活動が全くできなくなってしまうことを考えると、食べる量は調整が必要。
4位 体重の減少
これも困った課題です。
70kgは切りたくないのですが、69kg前半まで落ちてきている。
1日5食で全然食べたくないけど、軽食を取るようにしていますが、体調を崩すと、あっという間に1kg落ちます。
そして1kg取り戻すのに、かなりの努力がいる。
また、健康管理、体力づくりを兼ねて筋力トレーニングをしているが、これも、過度にならないよう、負荷がかかり過ぎないよう、バランスを見ながら行っている。
対策
できることは「食べる」こと。
現状は1日5~6回にわけて、軽食を食べています。
5位 ニキビ
前回1位にあげた「ニキビ」ですが、皮膚科に通って処方をいただき、1日2回軟膏を塗布することで、かなり改善しました。
しかし、これは継続することにはなりそう。
やめたらまた出てくる気がします。
対策
皮膚科の処方薬で対策ができているので、継続する。
番外編 耳閉感
全然術後の経過と関係ないと思うんだけど、耳が飛行機に乗ったときや、水の中に入ったときのような「詰まった感じ」「塞がった感じ」が取れなくて困ってます。
耳鼻科に行って、副鼻腔炎による後鼻漏があったので2ヶ月かけて治療したけど、改善せず。いろいろと内視鏡のようなカメラで検査も受けたけど、理由わからず。
病院変えるかな・・・。
何に困るって、自分の声が耳の膜に反響してうるさいし、うっとうしいし、本当に困る。
まとめ
術後10ヶ月たったので、今の状況をまとめてみました。
4か月、7か月の時と比べると、だいぶ原因はわかるし、対策もわかってきたので、うまくこの体とつきあっていていると思いますね。
ただとにかく、低血糖だけはやですね。
何とかしてほしいけど、これもどうやら一生付き合っていくタイプの症状みたい。
さて、あと2ヶ月で1年になるので、その際にはまたまとめ記事を作ろうと思います。
みなさまのご参考になれば幸いです。
また、胃全摘後の問題やトラブルに関しての記事はコチラも参考にしてください。
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