※この記事は2020/5/23に投稿した記事のリライト記事です。
こんにちわ、あおさん(@aosan)です。
おかげさまで2020/6/24で胃全摘6か月を迎えます。
6/22は術後半年の再発チェック「造影剤検査」を実施。
CTに入る前に造影剤を注射した時の、
体中の穴という穴がカァ~っと熱くなる感じは、
あんまり何度も体験したくない感覚ですね。
おかげさまで、造影剤検査の結果、
再発、転移なし。との診断をいただきました。
先生の話を聞くまで、本当に緊張しました。
そして、血液検査では、
栄養状態も非常に良好で、
「胃全摘して、腸まで切ってるとは思えないですね、健康になりましたね!」
・・・。
その時は、そうかぁと思ったけど、
おいおい、健康じゃねぇからここにいるんだろ!
まぁ、結果良かったので、本当に安心しました。
次回はまた半年後かぁ。
さて、今回は胃を切除をしたあと、
何を食べてよくて、何を食べちゃダメなの?を
次のような流れで書いていきたいと思います。
- 手術直後入院中にどんなものを食べていたのか?
- 退院時に管理栄養士さんにどんな指導を受けたのか?
- 一般論として何を食べて良いのか?良くないのか?
- 私自身が実際に食べてみて、良かったもの、ダメだったもののまとめ
けれども、手術後直後と時間が経過してからでは、
身体の状況もずいぶんと変わってくるので、
基準として術後3か月(100日ぐらい)
で何を食べてよくて、何を食べちゃダメなの?を考えていきます。
なお、手術の内容、治療の進み具合、方法、
好き嫌いやアレルギーなど、人によって大きく変わります。
私がOKだったから、すべての人が大丈夫なわけでもなく、
私がダメだったけど、ほかの人はOKだったこともあると思います。
悩んだら無茶はせず、かかりつけ医さんと相談しましょう。
約10,000字で読み切るまで約15分かかります。
手術後入院中に食べた食事はコレ
術後初めての食事(12/27昼)
2019/12/27のおひるごはんです。
12/24に手術をしたので、わずか3日後。
内容は
重湯とかぼちゃのポタージュとヨーグルトドリンク。
ドリンクがいやに美味かったのを覚えています。
重湯に塩かな、振りかけて食べました。
結局のところ、半分ぐらい食べて「もういいや」ってなりました。
医師の指導でお茶しか飲んでなかったで、
味のある甘いさっぱりとしたヨーグルトドリンクが、
泣けるほどうまかった。
その3日後の食事(12/30夕)
3日後の2019/12/30の夕食です。
5分がゆにになって、潰瘍食になりました。
右上は鶏の煮込んだようなものの刻み食。
右下は具のないお吸い物。
左上はおそらく洋ナシのペースト。
左下はコールスローの刻み食。
やっぱり半分しか食べれなかった。
右上のほうに時計が置いてあります。
これで食事時間を管理しながら食べていました。
一口食べては2~3分間を置く。
20分ぐらいすると食べ飽きちゃいます。
正月を病院で迎えたぞ!(1/1朝と昼)
2020/1/1の朝食です。
まさか病院のベッドで正月を迎えるとは・・・。
術後8日目の朝。
やっぱり全部は食べきれないんですが、
7分がゆになって、おかずも形になってきました。
花咲シュウマイが美味かったな。
2020/1/1の夕食です。
白身魚にムースのソースがかかってました。
なんだか忘れちゃったけど、
味がしっかりしていておいしかったのを覚えてる。
そして湯煎したブロッコリーとドレッシングがうまかったな。
「謹賀新年」のお飾り。
入院中の超ヒマな中で、こうゆうちょっとした気遣いがうれしい。
調理師さんたちに感謝です。
退院日前日の夕食(1/3夕)
全粥になり、おかずもかなりしっかりしてきました。
全部は食べきれない。
だけど、このあたりから
「味薄すぎるなぁ」
「肉は食べちゃダメなのかぁ」
とか思うように。
退院したら「牛丼」を食べてやると誓ったのもこのころです(笑)
余談になりますが、
入院期間2週間と長くてヒマだったけど、
リハビリはけっこうハードでしたね。
術後次の日は理学療法士さんが「さぁ歩きましょう」・・・。
いや、起き上がることさえできないんですけど・・・。
体中に管が何本も突き刺さってるんですけど・・・。
「難しいなら、立ち上がるところまでやりましょう!」
マジで!?
立ち上がったら・・・。立ってらんねぇ!
頭全体が揺さぶられるほどにぐらぐらする!
でも次の日には数メートルですが歩きました。
その次の日には数十メートル。
1回手術しただけ、1日寝ていただけで、
こんなに体力落ちるの!?
愕然としましたね。
だけどこれをやらないと、筋力が落ちて全然動けなくなっちゃうそうです。
それと一番はイレウス(腸閉塞)対策。
身体を動かして、体内の内臓を動かす。
きついし、痛いし・・・。
そして、食事のほうもとんとん拍子に、
流動食から固形物へ変わっていきました。
これがリハビリですね。
もっと緩やかに食事って変えていくのかと思ってました。
退院しても「おかゆ」とか「刻み食」とかしか食べれないのでは
と思ってましたが、
全然違います。
退院時にはもう「おかゆ」じゃなくていいよと・・・。
退院日、管理栄養士さんからの食事指導
ハードなリハビリ?のおかげで、
食べる量も徐々に増えつつ、
食べ方もだんだんとわかってきた感じで、
退院日に管理栄養士さんから資料をいただいての、
食事指導を受けました。
いただいた資料は4つ。
・胃切除術を受けた患者様へ
・大腸切除術を受けた患者様へ
・胆嚢切除術を受けた患者様へ
・何かの資料の抜粋写し
「13術後食の進め方の目安」
「16調理方法の違いによる胃内の底流時間」
「18消化器術後」
この中でやはり一番の大きな問題は「胃切除」でした。
「大腸」「胆のう」を切除した後の指導内容は、
「胃」の指導内容にほぼ含まれます。
管理栄養士さんのご指導で、
奥さんがとったメモです。とにかく「×」ばかり。
ダメだよと指導を受けたもの
カレーライス、おにぎりの海苔、海藻類、野菜ジュース、栄養ドリンク、オレンジ100%ジュース、コーヒー、酸っぱい果物(キウイ、パイナップル)、生卵、刺し身、うどん以外の麺類、生野菜、こんにゃく、梅干し、鶏肉の皮、お酒。
こうゆうものを食べてねと指導を受けたもの
酸っぱくない果物、リンゴやブドウの100%ジュース、ほうじ茶、麦茶、火を通した野菜、カステラやバームクーヘンなどの焼き菓子、練り梅、皮のついていない鶏肉、魚の切り身。
ボクの食事の楽しみはどこへ?
整理してみよう
注意しなければならない食べ物は、
・繊維質の多いもの ・・・タケノコ、ゴボウ、フキなど
・刺激の強いもの ・・・唐辛子、ワサビ、スパイス、カフェインなど
・塩辛いもの
・酸っぱすぎるもの ・・・キウイ、パイナップルなど
・冷たすぎるもの
・熱すぎるもの
・生もの ・・・生卵、刺し身など
医師や管理栄養士が口をそろえて言うのは、
吻合部(食道と小腸、S状結腸を取り除いた腸を縫い合わせたところ)が、
外れてしまうこと、
そしてイレウス(腸閉塞)です。
無理をせず、無茶をせず、何かあったらすぐ連絡してくださいとのこと。
管理栄養士さんに「牛丼は煮込んであるから大丈夫かな?」と聞いたら、
「・・・。」
黙っちゃいました・・・。
「・・・アルコールは?」
「半年はダメです!!!」
怒られました・・・。
消化の良い食品と気をつけたい食品
ここからは一般的に胃切除後の食事として
良いもの、気を付けたいものを整理していきたいと思います。
参考にした書籍はコチラ
まず大前提として、胃切除後に「食べてはいけない」モノはないんです。
ただし、気を付けないと痛い目を見ることになります。
具体的にいうと、ラーメンはやめたほうがいいと言いますが、
1人前は無理だけど、ひとすすり、ふたすすりぐらいなら、
どうってことないです。
以下のリストは、消化に時間がかかる、辛味、酸味など
刺激が強いものであって、ずっとダメなものではないです。
一般的にこのあたりのものを食べていって、
体調が回復するのを待ちましょうということです。
消化の良い食品
ごはん・パン・めん類
おかゆ、軟飯、雑炊
※退院後はやわらかいごはんが基本。
食パン、バターロール
※トーストもOK。サンドイッチ、ロールパンも良い。
うどん、そうめん、冷やむぎ、マカロニ、ペンネ
※スパゲティよりもマカロニ、ペンネが食べやすい。
肉類・魚介類
赤身の牛・豚肉、皮なしの鶏肉、鶏ささみ、ひき肉、レバー
※脂肪の少ない赤身の肉は消化に良い。たんぱく質も豊富。
白身魚(たら、たい、かれい、ひらめなど)、まぐろ、かつお、さけ、ホタテ貝柱、かき、えび、かに、はんぺん、つみれ、缶詰(さば、いわし、ツナ、かに、ほたてなど)
※白身魚も消化に良くたんぱく質が豊富、生の場合は新鮮なものに限る。
野菜・イモ類・海藻類など
ほうれん草、小松菜、白菜、レタス、キャベツ、かぶ、にんじん、大根、なす、玉ねぎ、トマト、きゅうり、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ
※繊維質の少ない野菜は消化に良くてビタミン、ミネラルも豊富。ほうれん草、小松菜は胃切除後に摂取しにくい鉄分、カルシウムが豊富。キャベツ、大根は消化を助ける酵素が多い。
じゃがいも、長芋、サトイモ、はるさめ
※ビタミンが豊富。長芋は消化を助けるアミラーゼが含まれている。
卵・大豆製品・乳製品・油脂類・香辛料など
鶏卵、豆腐、豆乳、きなこ、湯葉、ひきわり納豆
※たんぱく質豊富、消化吸収が良い。
牛乳、ヨーグルト、乳酸飲料、チーズ、生クリーム
※ヨーグルトや乳酸飲料は腸の働きを助ける。チーズ、生クリームは栄養価が高く、少量でもエネルギーをとれる。
植物油、バター、マヨネーズ、オリーブオイル
※マヨネーズは乳化された脂肪で消化されやすく高エネルギー。オリーブオイルは消化吸収が良い。
果物・菓子類・飲み物
バナナ、りんご、もも、メロン、フルーツ缶詰
※バナナはでんぷんが多く消化を助ける、りんごは消化を助けるぺプチンが豊富。
ビスケット、プリン、カステラ、蒸しパン、ホットケーキ
※やわらかく食べやすくて消化がいい。
薄いお茶、薄いコーヒー、紅茶、麦茶、ほうじ茶、スポーツドリンク、ジュース
※薄く淹れれば刺激は少ない。
気をつけたい食品
ごはん・パン・めん類
玄米、赤飯、カレーライス、チャーハン、もち
※玄米は食物繊維が多く、もち米は消化が悪い。カレーは刺激が強く、チャーハンは油が多くて消化に時間がかかる。
硬いフランスパン、ナッツ入りパン、揚げパン、カレーパン
※フランスパンは消化に時間がかかる。ナッツ類も消化に時間がかかる。揚げパン類は油が多く消化に時間がかかる。
そば、ラーメン、インスタントラーメン、やきそば
※そばは食物繊維が多く消化が悪い。中華麺はつなぎの「かん水」が消化に悪い。さらにラーメン、焼きそばは油を多く使うので消化に時間もかかる。
肉類・魚介類
うなぎ、干物、いか、たこ、貝類(ホタテ、カキ以外)、イカの塩辛、魚卵(数の子、すじこ、いくら、明太子など)
※ウナギは脂肪が多い、イカやタコは組織が固く消化に時間がかかる。魚卵も消化に悪い。
牛・豚肉のバラ肉、鶏肉の皮、ベーコン、ソーセージ、サラミ
※バラ肉、サーロインの部位、ベーコンやソーセージなどの加工肉は脂肪が多く消化が悪い。
野菜・イモ類・海藻類など
ゴボウ、タケノコ、ふき、レンコン、セロリ、わらび、ぜんまい、にら、にんにく、つけもの(たくあん、つぼ漬け、たまり漬けなど)
※食物繊維が多い根菜類、山菜は消化に時間がかかる。
さつまいも、ほしいも、こんにゃく、しらたき
しいたけ、しめじ、エリンギなど
こんぶ、わかめ、ひじき、のりなど
※食物繊維が多く消化に時間がかかる。
卵・大豆製品・乳製品・油脂類・香辛料など
わさび、からし、とうがらし、カレー粉、豆板醤など
※多量にとると刺激が強く、胃腸などの消化器官に負担をかけます。
枝豆、炒り豆
※食物繊維が多く消化に時間がかかる。
ラード、ヘット
※動物性脂肪は消化に時間がかかる。
果物・菓子類・飲み物
みかん、グレープフルーツ、レモン、パイナップル、柿、なし、ドライフルーツ
※食物繊維の多い果物、ドライフルーツは消化に時間がかかる。柿は消化に悪い。
チョコレート、大福、せんべい、揚げ菓子、ピーナッツ、アーモンド
※粒あんは皮が消化に悪い。油を使った菓子は消化に悪い。ナッツは消化に時間がかかる。
濃いお茶・コーヒー・紅茶、炭酸飲料、アルコール類
※カフェイン、炭酸飲料、ビールの炭酸は胃腸などの消化器官を刺激します。
今のように色々勉強したり、実際に食べてみたりと、
チャレンジをしてきたから、
一般論で何が言いたいのかがわかるのですが、
はじめてこれを見たときには、
「あぁ、俺の食事人生は終わったかな・・・。」と思いましたね(笑)
実際に食べてみて胃全摘3か月で食べて良いもの
もう少しガマンしたほうが良いものまとめ
一日の食事をどのように組み立てるの?
現在、胃全摘して5か月がたち、
私が組み立てている食事に関しての考え方ですが、
基本的な考え方は、
「その日をどのように過ごすのか?」
で考えています。
もっとざっくり言っちゃうと、
- 仕事の日
- 休みの日のお家で過ごそう
- 休みの日のお出かけ
の3パターンに分かれますね。
1.は仕事でいつでもどのような動きでも取れるようにするため、体の負担になるような食事の組み立てにはしません。
朝食、昼食は腸の負担にならないような優しいもの、そして量を減らして、高カロリーなもので組み立てます。
2.はある意味安全圏である「家」にいるので多少のやんちゃができます。例えば、朝、昼は食べてみたいインスタント食品を試してみるとかですね。
3.は機会がないのでこれからの課題になると思いますが、家族で旅行に行ったときなど、メニューのチョイスは悩むと思います。でも、私が運転の主になるので、あんまり無茶なことはできないかな。
あとは、どのケースでも言えることは、「夕食」は基本自宅で食べるので、ある程度重いものを食べても、後寝るだけですから、あまり気にしていません。
次には胃全摘後、一般論として「やめたほうがいいんじゃないの?」と言われるものについて、私のこれまでの実体験と考察です。
きわめて持論に基づいているので、あくまで参考にしていただきたき、不安の場合にはかかりつけ医さんに相談してくださいね。
一般論でいう「気をつけたほうが良い食品」は実際どうなの?
全部拾っていくと結構な量なので、ピックアップしていきます。
ごはん・パン・めん類
カレーライスは術後2か月目くらいから「ボンカレー」を試しました。とてもやさしい味付けで問題なしです。辛いカレーは身体が受け付けません。一般に言われる「中辛」がボーダーラインですね。今でしたら普通に家で作るカレーは食べられます。
ラーメンは控えたほうがいいです。味見程度なら問題ありませんが、食後のダメージが大きいです。5か月目の今でも控えています。
そばは立ち食いそばのようなやわらかい麺であれば大丈夫です。ただし消化は悪いので若干おなかにもたれると思います。
インスタント麺は以下で詳細を書きますがモノによって良いもの、悪いものがあります。
肉類・魚介類
バラ肉、サーロイン、鶏皮、ベーコン、ソーセージ、サラミ。すべておなかにもたれます。量をセーブしながらなら美味しく食べられると思います。例えば鶏もも肉ならば20gぐらいの唐揚げサイズなら5つぐらいは食べても私は大丈夫です。でも、後が怖いので外出時には食べません。
タコはたこ焼きを食べましたが、やっぱり少量なら問題ありません。4~5個ぐらいかな。
野菜・イモ類・海藻類など
これらはあんまり意識をしていないです。無意識にキノコとかは食べてないですね。やっぱり同じで少量なら問題ありませんでした。たけのこご飯など。
卵・大豆製品・乳製品・油脂類・香辛料など
ニンニクはスーパーで売られている桃屋の「刻みニンニク」などは普通に食べることができます。難しいのはラーメン屋さんなどにおいてあるダイレクトな「刻みニンニク」ですね。腸への負担もさることながら、その後の口臭、おならの匂いも強烈になります。外出時のニンニクは避けたほうがいいです。
香辛料でいうと、ワサビ、からし、七味唐辛子などは普通に使っている分には問題ないです。
刺激物全般に言えることは、ほどほどなら大丈夫、ということ。
やりすぎるとひどいダンピング症状に襲われます。
果物・菓子類・飲み物
〇コーヒーについて
術後3か月ぐらいまでは控えてました。飲み始めたときはカフェインレスとか、ミルク多めとか気を使っていましたが、最近は180ml缶ぐらいならブラックも問題ないです。しかしできるだけカフェオレのようなミルクの入ったものを飲むようにしています。ジョージアのエメマンとか今では普通に飲みますよ。
〇アルコールについて
術後2か月で担当医の先生に相談したら、少しづつ飲んでもいいよとのことで飲んでいます。ただし、アルコールが直接腸へ流れていくので、はじめは量は飲めないです。いまは5か月を迎えて、調子がいい時には350ml缶のビール一本と薄い水割りコップ半分ぐらいは飲めるようになりました。
胃全摘3か月で食べても身体への影響が少ないと思われるのでオススメできるもの
自宅での食事について
自宅での食事は、自分で食べる量も時間配分も味もある程度調整が効くので安心しています。
自宅ごはんで一番安心安全なのは、やはり「魚料理」です。
食べた後もほとんど体に影響なく、次の活動にも支障がない。
そしてオススメなのは、私のブログでは繰り返しになりますが、「鍋もの」ですね。
調理をしながら食べるというのが、一気に口にしなくてよいので時間配分的にとてもいい。野菜も肉もぐつぐつ煮込むので栄養価が高い食材だけど、やわらかくて食べやすいメリットも大きいです。
また家族みんなで鍋を囲むというのもメンタル的にとても良いと思います。
鍋の〆も「ごはん」「うどん」「中華麺」といろいろありますが、自分の食べたい量を少しだけ食べるということができるので、これも調整が効きます。
そして、どんなに時間をかけても最後まで冷めない!!
これホント重要。
外食について
基本は日本食が負担が少なくていいのかと思いますが、世の中そんなに和食屋さんってないですよね。
すると洋食でのチョイスが多くなりますが、
その日の活動に影響なく安全に行きたいのなら「タマゴサンド」一択ですね。
次に出先でもある程度安全に好きなものを食べたいなら「ハンバーガー」です。
そしてこれまでの「チャレンジ」で結果が良かったもので、外出時でもこれならいけるものは、ちょっと具体的になりますが、ご紹介します。
〇山田うどんの「かつカレー」
揚げ物のとんかつと刺激物のカレーですが、山田うどんのカレーはさほど辛くなく、とんかつも素材がいいのか、食べた後のダンピングがかなり弱かったと思います。
これは中華麺なんですが、パリパリの揚げ麺でかける餡はやさしい味付けで煮込んだ野菜が中心。とても食べやすく、お腹への負担も少なかったです。
〇スープワンタン
中華料理屋さんに行くことになった場合は、ラーメンはきついので、メニューにあればワンタンがいいでしょう。もしくは水餃子ですね。麺ではなくなりますが、スープの油分、塩分は多いので飲み過ぎには注意したほうがいいです。
インスタント食品について
〇日清「ぶっこみ飯」シリーズ
イチオシです!!インスタントラーメンの残り汁にご飯をぶち込んだのコンセプトで、ようするに「雑炊」です。とても食べやすく、なによりインスタント食品を食べているジャンク感がいい。たくさんの種類が出ているので、とても楽しめます。
〇マルチャン「緑のたぬき」などのインスタントそば、うどん
インスタントそばやうどんは食べやすいです。若干コシがなくなった伸びてきたかな、ぐらいが食べやすい。お出汁もやさしい味付けなので、食べやすいですね。
普通のインスタント麺よりもやわらかくて食べやすいです。
普通においしかったです。麺が噛みちぎりやすくて食べやすい。まるか食品さんは過激なシリーズをたくさん出していますが、あれは控えたほうがいいと思います(笑)
お菓子・ジュース類について
退院直後はおやつとして「プリン」「ヨーグルト」「バームクーヘン」「カステラ」を食べていましたが、すぐに飽きました。
そこで術後1か月ぐらいから「ノンフライ」のスナック菓子を探し始め、「ポテロング」や「ビーノ」などを食べるようになりました。結論としては量が多いとお腹がグルグルとなりだします。消化が悪い証拠ですね。ただし、それ以上の問題は起こらず。
そのうちに「ポテトチップ」などノンフライじゃない商品も試してみましたが、正直言ってあまり変わりがなかったので、スナック菓子は今ではなんでも食べています。
ジュース類については、オレンジ100%はダメなどと言われていましたが、これもなんの症状もないので、いまではあまり気にしていないです。しかしチョイスするものは「カルピスウォーター」系が多いですね。
飲み方の工夫でたいがいのものはイケます。
しかし、そこまでして飲みたいか?というふうに気持ちが変わってきたので、最近はめっきり飲んでません。
まとめ
長文をここまでお読みいただきありがとうございました。
術後5か月を迎え、ここまでの情報やチャレンジなどを整理してみました。
何度も繰り返しになるのですがまとめます。
- 胃全摘後、食べられなくなるものは何もない。
- 控えたほうが良い食品も量を抑えれば何でもイケる。
- その日の活動によって体に負担にならない食事構成を考える。
- 刺激物はほどほどに。
これから術後6か月、1年と迎えるにあたって、
私自身の食事への間口はもっと広がっていくと思います。
ラーメン屋でラーメンも食べましたよ。
つたない文章で申し訳ありませんでした~。
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